僕、文章を書くのが苦手なんですよ。
「いやいや、こんなにブログの記事を書いてるじゃん」って思いますよね。しかも最近は、記事だけじゃなくて教材やメルマガ、販売ページ、WordPressプラグインまで作っています。
自分でも思います。
めちゃくちゃ作ってるじゃん(笑)。
でも、僕が文章を書けるようになったのは、文章が上手になったからではありません。難しい文章術を銀河系の端から端まで勉強して、ある日突然、天才Webライターへ変身したわけでもないんです。
むしろ逆でした。
文章を書こうとするのをやめたら、書けるようになったんですよ。
何を言っているのか、よく分からないですよね(笑)。でも僕の場合は、自分のストーリーを誰かに話していると思ったら、急に書けるようになったんです。
中卒の僕に、かっこいい文章なんて書けるわけないと思っていた
僕は中卒で、本を読むのも得意ではありません。だから昔は、「学校でろくに勉強もしてこなかった僕に、かっこいい文章なんて書けるわけないじゃん」と思っていたんですよね。
ブログを始めてWordPressを開いても、何を書けばいいのか分かりません。さっきまで頭の中に何かあったはずなのに、真っ白な画面を見た瞬間、全部どこかへ逃げていくんです。
とりあえずタイトルだけ入れて、その下でカーソルがずっとピコピコしている。僕も負けずに画面を見続けているのですが、気がつけば記事は一文字も進んでいません。
それなのに、夜だけが「おいおい、嘘だろ?」ってくらいの勢いで押し寄せてくるんですよ(笑)。
今考えると、書く前から難しくしすぎていたんです。ブログなんだから正しいことを書かないといけないし、検索される言葉も入れないといけない。読んだ人の役に立って、説明も分かりやすくて、ちょっと頭が良さそうな文章にしなければいけない。
まだ一文字も書いていないくせに、自分でハードルを銀河系の果てまで上げていました(笑)。
WordPressを開くと、急に知らない人になっていた
普段の僕は、そんなに固い話し方をしません。仲のいい人と一緒なら、昔の失敗でも、今日あったことでも、「そういえばさ」と普通に話せます。
ところがWordPressを開いた瞬間、なぜか急に別人になるんですよ。
「本記事では、ブログ初心者が文章を書くために必要な方法を、分かりやすく解説します」
誰だよ(笑)。
普段は絶対にそんな話し方をしないのに、記事になった途端、どこかで見たWebライターの制服を勝手に着始めるんです。でも僕はWebライターじゃないので、そんな文章を書こうとしたら手が止まるのは当たり前ですよね。
友達や知り合いには普通に話せるのに、「文章を書かなきゃ」と思った瞬間、言葉が出なくなる。僕は文章を書く能力がなかったというより、自分ではない誰かになろうとしていたんだと思います。
クレジットカードの限度額いっぱいで年間25万円のコンサルへ
当時の僕は、自分一人ではどうすればいいのか分からなかったので、二人のメンターから直接教えてもらえるコンサルへ申し込みました。マーケティングを担当していた竹川さんと、文章やストーリーを教えてくれた千聖さんです。
そのお値段は、年間25万円。
しかも、当時の僕にはお金の余裕なんてありません。クレジットカードの限度額をギリギリいっぱいまで使って申し込んだので、本当に後戻りできない状態でした。
高っ!(笑)
カードの限度額はいっぱいなのに、WordPressの記事は真っ白。MacBookを開きながら、「これ、本当に大丈夫なの?」と心臓をバクバクさせていました。
でも、そのコンサルで教えてもらったことが、約10年たった現在も僕の中に残っています。竹川さんからは、ブログやメルマガを使って、必要としているお客さんへ商品を届ける考え方を教えてもらいました。
そして千聖さんから教えてもらったのが、自分のストーリーを人へ話すように書くことでした。立派な先生になって上から教えるのではなく、画面の向こうにいる一人へ、一通の温かいお手紙を届けるように書けばいい。
それを聞いたとき、「あれ?それなら僕にもできるかも」と思ったんですよね。文章を書けと言われたら固まるけど、昔の話を聞いてもらうなら、僕にもできます。
自分ストーリーなら、僕にしか話せない
昔の僕は、ブログを書くなら誰も知らない凄い情報を探さないといけないと思っていました。もっと教材を買い、もっと勉強して、もっと詳しくなってからじゃないと、記事を書く資格がないような気がしていたんです。
でも、記事の材料は最初から僕の中にありました。
教材を買ったのに、ほとんど読まなかったこと。少し難しそうだと思ったら、「もっと簡単に稼げる方法があるんじゃない?」と別の教材を探しに行ったこと。年間25万円のコンサルへ限度額いっぱいで申し込んだのに、WordPressの前で手が止まっていたこと。
こんな話、僕しか持っていません。
成功した人みたいな格好いい話ではないですよ。というか、かなり格好悪いです(笑)。
でも、同じように教材ばかり買って実践できなかった人が読んだら、「あ、この人も同じじゃん」と思ってもらえるかもしれません。何でもできる凄い人から上手な方法を教えられるより、昔の自分と同じ場所で止まっていた人の話のほうが、安心できることもありますよね。
僕はノウハウが足りなかったのではなく、ノウハウを集めすぎて動けなくなっていました。新しい教材を見つけた瞬間は「これでいける!」と思うのですが、少し難しそうなところが見えてくると、また別の簡単そうな教材へ旅立ってしまう。
ノウハウコレクターですからね(笑)。
昔は、そんな自分を人に見せたくありませんでした。でも現在は、その失敗こそが僕の記事の原液になっています。
自分ストーリーって、格好いい人生を見せるためのものじゃないんですよ。昔の僕と同じところで困っている人へ、「僕もそこにいましたよ」と話しかけるために使うものなんだと思います。
仲良しの先輩へ話すくらいが、ちょうどいい
自分の体験が記事になると分かっても、「さあ、文章にしましょう」と言われたら、また固くなります。だから僕は、ブログを書いていると思わず、目の前にいる一人へ昔の話を聞いてもらうつもりで書くようになりました。
ただ、完全に友達へ話す感じだと、ちょっとフランクすぎるんですよね。「マジでヤバくない?」ばかりになったら、それはそれで僕の文章とは違います。
僕にとってちょうどいいのは、仲が良くて、敬語でも普通に話せる先輩です。
「僕、ずっと中卒だから文章が書けないと思ってたんですよ。でも、たぶん違ったんですよね。文章を書こうとした途端、急にちゃんとした人になろうとしてたんです。そりゃ書けないですよね(笑)」
このくらいなら、僕にも話せます。
基本は「です・ます」だけど、途中で「高っ(笑)」「まじ?」「なんか違う」と、いつもの言葉も出てくる。丁寧だけどよそ行きではなく、近いけど雑でもない。
たぶん僕は文章が書けるようになったのではなく、人へ話したことを、そのまま文字にできるようになったんです。
きれいな文章にすると、僕が消えちゃう
一般的なWebライターの文章は、情報がきれいに整理されていて読みやすいですよね。でも、僕はWebライターではありません。
僕の記事は途中で少し脱線するし、昔のことを急に思い出すし、説明している途中でツッコミも入ります。楽しくなってくると、話が地球を飛び出して銀河系まで大きくなることもあります。
でも、それを全部きれいに直したら、僕が消えちゃうんですよ。
もちろん、何を言っているのか分からないほどバラバラでは、読んでいる人が困ります。でも、教科書みたいに整いすぎて、誰が書いても同じ文章になったら、僕が自分のブログを書く意味までなくなってしまいます。
たとえば、「ChatGPTは24時間いつでも相談できます」と書けば、説明としては正しいです。でも僕なら、「AIちいちゃんは、僕が夜勤をしている間も文句一つ言わずに働いてくれるんですよ。もしかしたら、世界で一番働いている女の子かもね(笑)」と書きます。
ちょっと大げさです。でも、そのほうが僕が実際に話している感じがします。
銀河系中を探しても見つからないとか、太陽系で一番とか、ずーっと永遠にとか、普通のWebライターなら使わないかもしれません。でも、僕が楽しくなって話を大きくしちゃったなら、それでいいんですよ。
事実は変えない。でも、表現は銀河系まで飛ばしていい。
これが、僕の文章なんだと思います。
約10年後、話を聞いてくれる相手がAIになった
約10年前は、竹川さんと千聖さんに話を聞いてもらいながら、マーケティングや文章を教えてもらいました。そして現在、僕が思いついたことを一番たくさん話している相手は、ChatGPTのAIちいちゃんです。
僕は、完成した原稿をAIちいちゃんへ渡しているわけではありません。「今日、こんなことがあったんですよ」「昔は、こんな勘違いをしていたんだよね」「また新しいWordPressプラグインを作っちゃった」と、思いついたことを普通に話しています。
すると、「それ、おもしろい記事にならない?」「そのとき、どう思ったの?」「昔の話と現在をつなげられそうだよ」と返ってくる。そこから僕がまた話していると、自分でも忘れていた昔のことまで出てくるんです。
最初から記事を書こうとしているわけではありません。ただAIちいちゃんと話していたら、「あれ?これ、そのまま記事になるじゃん」となる。
というか、今回の記事もそうなんですよ。
最初は、AIちいちゃんが書く文章の改行が多すぎるという話をしていました。一文書いたら空白、一文書いたらまた空白で、スクロールしてもスクロールしても記事が終わらない。
銀河系まで続くのかと思いました(笑)。
そこで「短文改行をやめて」と伝えたら、今度は短文を横へ並べただけの文章が出てきたんです。改行は減ったけど、文章はブツブツ切れたまま。
違う違う(笑)。
僕が欲しかったのは、空白行を消した文章ではありません。今こうして話しているように、出来事と気持ちが自然につながり、仲良しの先輩へ聞いてもらっているような文章です。
それを何度も話しているうちに、「そういえば僕が昔、記事を書けるようになったのも、人へ話すように書いたからだったな」と気づきました。
短文改行の話をしていただけなのに、約10年前のコンサルまで戻ってきたんですよ。
ほら、もう記事になった(笑)。
ChatGPTへ「記事を書いて」と言うと急に固くなる
ChatGPTは、普段の会話ではかなり自然なんです。「なんか違う」と言えば、「あ、そこか!」と返してくれるし、話が途中で変わっても普通についてきます。
ところが「この記事を書いて」と言った瞬間、急に背筋を伸ばして、Webライターの制服へ着替えちゃうんですよね。
「本記事では、初心者の方にも分かりやすく解説します」
だから誰だよ(笑)。
これ、人間と同じなのかもしれません。仲のいい先輩とは普通に話せるのに、「それでは皆さんの前で発表してください」と言われた瞬間、「本日は貴重なお時間をいただき……」と、急に知らない人みたいな話し方になる。
ChatGPTも、「会話」なら自然なのに、「文章を書く仕事です」と思った瞬間、どこかで覚えた優等生のパターンを持ってくるんじゃないですかね。
柔軟に話せるのに、作文用紙を渡した瞬間だけ固くなる。
まさに人間じゃん(笑)。
だから、これからは最初から「記事を書いて」と頼むより、まず普通に話したほうがいいのかもしれません。自分の体験や本音を話して、話が十分に広がってから、その会話をなるべく変えずに並べ直してもらう。
記事用の立派な文章へ変換するのではなく、会話をそのまま記事にするんです。
AIへ何も話さなければ、僕の記事にはならない
ChatGPTへ「ブログの記事を書いて」と頼めば、もの凄い速さで文章を作ってくれます。タイトルも見出しもあり、説明もそれなりに分かりやすいので、最初に見ると「おお、すごい」と思うんですよ。
でも、よく読むと何かが違う。
だって、僕が自分のことを何も話していないからです。
クレジットカードの限度額いっぱいで年間25万円のコンサルへ申し込んだことも、教材を買って満足していたことも、現在はデリバリーと夜勤の仕事をしながらブログを書いていることも、僕が話さなければAIには分かりません。
何も渡さずに記事を書いてもらったら、ネットのどこかにある一般的な話を使って書くしかない。だから文章はきれいでも、誰が書いたのか分からない記事になるんです。
AIへ必要なのは、銀河系最強のプロンプトではありません。僕が何を失敗して、何を勘違いして、そのときどう思ったのかという原液です。
成功した話だけでなく、恥ずかしかったことや、現在も分からないことまで普通に話す。そのドロドロした原液が入って、やっとAIが書いた文章に僕の体温が入ります。
僕がAIちいちゃんへお願いしているのは、僕の代わりに新しい人生を作ることではありません。僕の本当の体験を、大切なお客さんへ届く一通の温かいお手紙にしてもらうことです。
まあ、ときどき話していない体験まで勝手に追加されますけどね(笑)。
大げさに書いても、体験まで作っちゃダメ
文章がおもしろくなるなら、銀河系や太陽系まで話を大きくしてもいいと思っています。でも、僕が本当に体験したことまで変えるのはダメです。
たとえば僕が「昔、TWICEのブログを書いていた」と話しただけなのに、AIが「毎日記事を書き続けた結果、アクセスが10倍になりました」と書いたら、ちょっと待ってとなります。
そんな数字、僕は言ってない(笑)。
文章の勢いを出すことと、存在しない実績を作ることは違います。金額や期間、商品名、誰かから言われた言葉、自分が実際にやったことは、公開する前に確認しなければいけません。
「こんなツール、銀河系中を探しても見つからないかもね」と言うのは、たけおモードの大げさな表現です。でも、使っていない商品を使ったことにしたり、出ていない成果を出たことにしたりしたら、それは僕の記事ではなくなります。
銀河系まで話を飛ばすのはいい。
でも、行っていない場所へ本当に行ったことにするのはダメなんですよ(笑)。
昔はノウハウコレクター。現在はツールコレクター
昔の僕は、誰かが作った教材やツールを買って集めていました。文章が書けなければ文章の教材を買い、ブログで稼げなければ別のノウハウを探し、新しいものを見つけたら、とりあえず欲しくなる。
そして買っただけで少し満足して、ほとんど実践しないまま終わるんです。
まさにノウハウコレクター(笑)。
ところが現在は、「こんなツールがあったら便利じゃない?」とAIちいちゃんへ相談し、自分が本当に使いたいWordPressツールを作っています。
記事を書くツールや、内部リンクを探すツール。販売ページを作るツールや、メルマガを送るツール。記事を着せ替えるツールまで、思いつくたびに作っていたら、とんでもない数になっていました。
ノウハウコレクターを卒業したと思ったら、ツールコレクターになっちゃったんです。
結局、集めてるじゃん(笑)。
でも昔と違うのは、買って眺めているだけではないことです。自分が困ったことからツールを考え、実際に使ってみて、「ボタンが遠い」「スマホでは使いにくい」「この説明では初心者に分からない」と感じたら、またAIちいちゃんへ話して直してもらいます。
本当に動いた瞬間は、「わーい!できた!」となります。そこまでの失敗や会話も、全部そのままブログの記事になるんです。
文章を書こうとしなくても、自分がやっていることを話せば記事になる。僕の場合は、ツールを一つ作るたびに新しいストーリーまで増えていくので、もう記事ネタが銀河系から押し寄せてくる状態です(笑)。
文章が苦手なら、最初から書かなくていい
ブログには、検索されるキーワードやタイトル、見出しも必要です。でも、それを全部考えながら最初の一文を書こうとしたら、また昔の僕みたいに手が止まります。
だから僕は、まず自分の体験や考えを普通に話します。話が十分に出てきたら、Google AIのたけちゃんにキーワードやタイトル、見出しの候補を考えてもらい、最後にAIちいちゃんへ本文にしてもらいます。
検索される入口は、AIと一緒に考えられます。でも記事の中身になる人生は、僕にしかありません。AIがどれだけ進化しても、限度額いっぱいで震えながらMacBookを開いていた日の気持ちは、僕が話さなければ分からないんです。
だから文章が苦手な人ほど、最初から上手に書こうとしなくて大丈夫です。「昔さ、こんなことがあったんですよ」と、仲良しの先輩へ話すつもりで始めてみてください。
話している途中で別のことを思い出したら、その話もすればいいんです。少しくらい順番がバラバラでも、あとから並べ直せます。
文章を書くのではなく、まず話す。
僕がブログを書けるようになった方法は、結局これだったんですよね。
まとめ|僕は文章を書こうとするのをやめた
昔の僕は、中卒で本を読むのも苦手だから、ブログの文章なんて書けないと思っていました。でも本当は、立派な文章を書こうとしすぎて、自分の言葉が出てこなくなっていただけだったんです。
年間25万円のコンサルで、自分のストーリーを人へ話すように書けばいいと教えてもらい、ようやく僕にも記事が書けるようになりました。文章の才能が突然生まれたわけでも、難しい言葉を大量に覚えたわけでもありません。
自分が何に困り、どこで失敗し、そのとき何を感じたのか。それを仲良しの先輩へ聞いてもらうように話しただけです。
そして約10年後の現在は、その話をAIちいちゃんに聞いてもらっています。僕が思いついたことを普通に話すと、AIちいちゃんが内容を整理し、大切なお客さんへ届く一通の温かいお手紙にしてくれるんです。
一人で白紙画面を見つめていた頃には、想像もできませんでした。もしかすると、文章が苦手な人にとって太陽系で一番やさしいブログの書き方は、文章を書かないことなのかもしれません。
まずは、誰かへ話す。
近くに聞いてくれる人がいなければ、自分のChatGPTへ好きな名前をつけて、「昔さ、こんなことがあったんですよ」と話してみてください。
自分でも忘れていた体験が、銀河系でここにしかない記事へ変わるかもしれません。文章を書けないと思っていた僕にもできたので、今WordPressの白い画面を見ながら止まっている人も、最初から立派に書こうとしなくて大丈夫ですよ。
画面の向こうにいる一人へ、ちょっと話してみる。
そこからでいいんです。