ChatGPTの「プロジェクトの情報源に追加する」とは?メモリとの違いを使ってみて分かったこと

ChatGPTを使っていたら、回答のところに見慣れないマークがありました。

押してみると、

「プロジェクトの情報源に追加する」

と出てきたんです。

え?
なにこれ?

僕は最初、

「これを押したら、この内容がプロジェクト内の全チャットに反映されるのかな?」

と思いました。

それだったら、めちゃくちゃ便利じゃん。

僕はChatGPTのプロジェクトの中に、用途ごとにいくつもチャットを作って使っています。

記事を書くチャット。
ツールを開発するチャット。
デザインを考えるチャット。

そんな感じで分けているので、あるチャットで決めたルールを、別のチャットにも伝えたいことが結構あるんですよね。

だから、

「プロジェクトの情報源に追加する」=プロジェクト内のチャット全部に伝わる

だと思ったんです。

ところが、ちょっと違いました。

「プロジェクトの情報源に追加する」は回答を共通資料として残す機能

OpenAI公式を確認すると、この機能はChatGPTが作った回答をプロジェクトソースとして保存する機能でした。

たとえば、

要約
決めたことのメモ
下書き
分析結果

など、あとから再利用したい回答を保存して、今後のプロジェクト内のチャットで使えるようにできます。

2026年2月25日のChatGPTリリースノートでも、チャットで作った役立つ回答をプロジェクトへ保存して、再利用できる知識として残せる機能として紹介されています。

なるほど。

僕の感覚だと、

プロジェクト専用の資料置き場

みたいな感じですね。

これなら使い道はかなりあります。

たとえば僕なら、

「記事を書くときのルール」

「画像を作るときの仕様書」

「ツール開発で絶対に壊してはいけない部分」

「次のレベルアップで追加する機能」

みたいなものを残しておけばいい。

会話の途中に埋もれてしまうより、あとから使いたいものだけ資料として保存しておけます。

これは普通に便利。

じゃあChatGPTの「メモリ」と何が違うの?

ここで僕が引っかかったのが、

「それってメモリと何が違うの?」

ということでした。

ChatGPTにはもともとメモリがあります。

僕も、

「今後の記事ではこういう書き方にする」

「このデザインを今後の基準にする」

みたいなことを覚えてもらっています。

一方、プロジェクトにも独自のメモリ機能があります。

OpenAI公式によると、プロジェクトでは同じプロジェクト内のチャットやファイルを文脈として使うことができ、設定によってはプロジェクト内の別の会話も参照できます。PlusやProでは、質問するとプロジェクト内のチャットやファイルが優先的に参照されます。

なので、

「プロジェクトの情報源に追加する」と「メモリ」は同じものではない

と考えた方が分かりやすそうです。

僕なりに整理すると、

メモリは、ChatGPTが僕のことや会話の流れを覚えて使う仕組み。

そして、

プロジェクトの情報源は、僕が「これは資料として残しておきたい」と選んで保存するもの。

こんな感じ。

完全に同じ役割ではないんですね。

「全チャットへ一斉反映」だと思っていた(笑)

僕が最初に期待したのは、もう少し違うものでした。

たとえば記事を書くチャットで、

「今後、説明画像はこのデザインで統一する」

と決める。

その回答を、

「プロジェクトの情報源に追加する」

とする。

すると、その瞬間から同じプロジェクトにある、

デザイン用チャット
記事用チャット
ツール開発用チャット

全部が、

「ああ、これが新しい共通ルールね」

と理解する。

そんな機能だと思ったんです。

でも、少なくとも「プロジェクトソースへ保存」という機能そのものは、そういう全チャットへの設定変更ボタンではありません。

あくまで、あとから使える資料として保存するものです。

ただし、ここは少しややこしいところ。

プロジェクト自体には、同じプロジェクト内の別チャットを参照できるメモリ機能があります。だから「保存した情報は他のチャットでは絶対に使われない」という意味でもありません。

このへん、

似たような機能がいくつか重なってるから分かりづらい(笑)

でも仕様書を残す場所としてはかなり使えそう

とはいえ、使い方が分かると結構便利です。

僕はChatGPTでいろんなことをやっているので、

「あれ、前のチャットで何て決めたっけ?」

となることがあります。

特にツール開発だと、

現在できること
絶対に壊してはいけない部分
次に追加する機能
デザインのルール

みたいな情報が増えていきます。

今までは、それを引き継ぎ仕様書にして新しいチャットへ渡すことが多かったんですが、残しておきたい回答をプロジェクトソースにしておけば、共通資料として使いやすくなりそうです。

記事作成でも同じですね。

文章のルール。
画像のルール。
サイトの方向性。

こういう「何度も使うもの」を置いておくには向いています。

メモリ・プロジェクト・情報源を使い分けると面白い

ChatGPTって、最初は全部ただのチャットだと思っていました。

でも使っているうちに、

普通の会話
メモリ
プロジェクト
プロジェクト内のチャット
プロジェクトソース

と、だんだん役割が分かれてきました。

僕の場合なら、

ずっと覚えていてほしい自分の好みやルールはメモリ。

あるテーマの仕事や記事をまとめる場所はプロジェクト。

そのプロジェクトで繰り返し使いたい仕様書や重要な回答はプロジェクトの情報源。

こんな分け方が合いそうです。

最初から全部理解しようとすると難しいけど、使ってみると、

「あ、これはこういう時に使うのか」

って分かってきます。

僕も今回、ボタンを見つけなかったら知らないままだったと思います。

でも全チャットに一斉反映された方がいいのに!

ただ、僕としては少し惜しい。

「プロジェクトの情報源に追加する」なら、プロジェクト内の全チャットへ共通ルールとして一斉反映できた方が便利じゃない?

と思うんですよね。

たとえば、

「これを今後、このプロジェクトの共通ルールにする」

というボタンがあって、それを押したら各チャットが同じルールを前提に話してくれる。

そうなったら、僕みたいに用途別でたくさんチャットを作っている人はかなりラクになると思います。

もちろん今でも、プロジェクト内のチャットやファイルを参照する仕組みはあります。

でも僕が欲しいのは、

「これ、今日から全員共通ね!」

っていう、もっと分かりやすいやつ(笑)

便利になった。

でも、まだちょっと惜しい。

ChatGPTも、まだまだだな(笑)

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