ChatGPTを使いこなすなら「作る力」より「なんか違う」に気づく力が大事かもしれない

ChatGPTを使いこなすには、

いいプロンプトを書けるようにならないといけない。

少し前まで、僕もそんなイメージを持っていました。

でも最近は、

ちょっと違う気がしています。

僕は今、ChatGPTと一緒にブログを書いたり、WordPressのツールを作ったり、LPを作ったりしています。

コードはほとんど書けません。

デザインの専門家でもありません。

それでも、

「こんなのできない?」

とChatGPTに話して、実際に形にすることが増えました。

その中で最近、

ChatGPTを使いこなすのに大事なのって、作る力より「なんか違う」に気づく力なんじゃない?

と思う出来事がありました。

きっかけは、

クリスマスでした(笑)

ChatGPTにクリスマスデザインを作ってもらった

僕は今、

WordPressの記事を服みたいに着せ替える、

AIちいちゃんパレット Pro

というプラグインをAIと一緒に作っています。

記事全体をブルーにしたり。

かわいい雰囲気にしたり。

見出しや囲み枠、文字なんかをまとめて変更できるものです。

さらに最近、

新しいコーデをあとから追加できる機能

まで完成しました。

だったら、

季節ごとのコーデも作れるじゃん。

最初に作ろうとしたのが、

クリスマスコーデ。

赤。
緑。
ゴールド。
雪。
ツリー。

まあクリスマスなんて、AIならすぐできるでしょ。

そう思っていました。

実際、

デザインは出てきます。
ちゃんと見出しも変わる。
色も変わる。
装飾もされる。
技術的には動いている。

でも。
なんか違う。

「これクリスマス?」となった

最初にできたデザインを見たとき、

別に変だとは思わなかったんです。

むしろ、

それなりにキレイ。
冬っぽい。
北欧っぽい。
雪の雰囲気もある。

でも、
クリスマスか?
と聞かれると、

なんか違う。
何も説明せずに見せて、

「これなーんだ?」

と聞いたら、
たぶん、「冬」とは言われる。

でも、
「クリスマス!」
とは言われない。

そこで僕は、

「もっとクリスマスっぽくして」
「色を変えて」
「ここをこうして」

と何度もAIに直してもらいました。

でも、まだ違う。

また

直す。
見る。
違う。
また直す。

これを繰り返しました。

AIはちゃんと作っているのに、僕がOKを出せなかった

面白いのは、

AIが失敗して動かないわけじゃないんです。

ちゃんと作っています。

指示したものも入っている。

コードも動いている。

見た目も崩れていない。

それでも僕は、

違う。

と思う。

ここで、

ふと思いました。

これ、

もし僕が、

「おお、AIすごい!」

だけで終わっていたらどうなっていたんだろう?

たぶん、

そのまま公開していました。

そして、

クリスマスコーデなのに、

よく分からない冬デザインが完成していた(笑)

AIが作れるかどうかとは別に、

「これでいいのか?」

を見る人が必要なんですよね。

「なんか違う」は意外と大事だった

僕はデザイナーではありません。

だから最初から、

「彩度がどう」

「余白がどう」

「タイポグラフィがどう」

なんて分析していたわけじゃありません。

最初はただ、

なんか違う。

それだけです。

でもChatGPTに、

「なんかクリスマスに見えないんだよね」

と話していく。

すると、

じゃあ何が違う?

色?

モチーフ?

文字?

形?

余白?

という話になっていきます。

そこから少しずつ、

違和感の正体が見えてきました。

原因は「オリジナル」にしようとしすぎたこと

結局分かったのは、

他と違うものを作ろうとしすぎていた

ということでした。

クリスマスといえば、

赤。
緑。
白。
ゴールド。
ツリー。
ヒイラギ。
オーナメント。
プレゼント。
雪。

そういう、
誰が見てもクリスマスだと分かる共通のイメージがあります。

でも、

「他にはないデザインにしよう」

と考えるあまり、

その定番から離れてしまった。

結果、

クリスマスじゃなくなった(笑)

そこで、

「別にクリスマスを新しく発明しなくていいじゃん」

となりました。

セブン‐イレブンだって、

決まった色や雰囲気があるから、

見ただけでセブン‐イレブンだと分かる。

クリスマスも同じ。

似ていて当たり前。

大事なのは、

誰かの作品をそのままコピーすることではなく、

なぜクリスマスに見えるのかを理解して、自分の目的に合わせて組み直すこと。

ここに気づいたんです。

失敗したらデザインのルールまでできた

その結果、

クリスマスだけではなく、

お正月。

ハロウィン。

桜。

夏祭り。

こういった季節や行事のデザインには、

無理に定番から外れない

というルールまでできました。

まず、

一目で何のテーマか分かる。

その次に、

読みやすい。

その上で、

自分らしいデザインにする。

最初からオリジナルを狙いすぎない。

クリスマスコーデは完成しなかったのに、

デザイン原則が1個できました(笑)

ChatGPTに全部お任せしているわけじゃない

僕はよく、

AIにツールを作ってもらっています。

自分ではコードを書けないので、

たしかに、

作る作業のかなりの部分はAIです。

でも、

だからといって、

AIに全部丸投げして終わり

ではありません。

たとえばツールなら、

実際に使ってみます。

「あれ?」

ボタン遠いな。

スマホで邪魔だな。

横スクロール嫌だな。

これ毎回押すの面倒だな。

そんなことが出てくる。

そして、

ChatGPTに言う。

「ここ使いにくいんだけど」

すると、

また直してくれる。

使う。

また、

「違う」

が出てくる。

また直す。

僕のAI開発って、

ほとんどこれです。

コードを書けなくても「使いにくい」は分かる

ここは、

僕みたいな専門知識がない人にとって結構大事だと思います。

プログラムを書けなくても、

使いにくい

は分かる。

デザインを勉強していなくても、

見づらい

は分かる。

文章の専門家じゃなくても、

自分っぽくない

は分かる。

僕は文章を書くときも同じです。

ChatGPTに記事を書いてもらう。

読んでみる。

「いや、こんな言い方しないな」

「改行多すぎるな」

「ここキレイすぎるな」

そう思ったら直します。

最初から、

「文章生成AIに与える最適なプロンプトは……」

なんて考えていません。

違うものを違うと言っているだけ。

でも、それを繰り返していると、

だんだんAIの回答も自分に近づいてきます。

ChatGPTを使いこなす=完璧な指示を書くこと?

ChatGPTの使い方を調べると、

プロンプトの書き方。

役割を指定する。

条件を詳しく書く。

出力形式を決める。

みたいな話をよく見ます。

もちろん、

正確な仕事をさせたいときには大事だと思います。

僕も仕様書を作るときには、

かなり細かく決めます。

でも、

普段から毎回そんなことをやっているわけではありません。

「これどう?」

「なんか違う」

「ここもう少しこうできない?」

「こっちの方がよくない?」

普通に話しています。

そして僕の場合は、

その方が、

アイデアが出ることも多いです。

「いいプロンプト」を最初から書けなくてもいい

たぶん、

ChatGPTを使い始めたばかりの人が止まる理由のひとつに、

ちゃんと指示しなきゃ

があると思います。

何を書けばいい?

どう聞けばいい?

プロンプトって何?

そこで止まってしまう。

でも僕は今、

そこまで難しく考えなくてもいいと思っています。

最初は、

「こんなことしたいんだけど」

でいい。

出てきたものを見る。

違ったら、

「違う」

と言う。

もう少しこうして。

そこは嫌。

これは好き。

そうやって話していけばいい。

むしろ最初から完璧な指示を書こうとすると、

自分が本当は何を欲しいのか分かっていないのに、指示だけ完璧にしようとする

ことにもなります。

僕は作ってから気づくことの方が多いです。

「なんか違う」から本当に欲しいものが見えてくる

今回のクリスマスコーデもそうでした。

最初から、

「クリスマスデザインでは認識性を最優先し、共通の視覚文法を……」

なんて考えていません。

そんなこと、

知らない(笑)

作ってみた。

見た。

違う。

そこから考えた。

なんで違う?

ああ、

クリスマスに見えないんだ。

なんで?

定番を避けすぎていた。

じゃあ、

定番は使っていいんだ。

そこからルールができました。

これって、

AIを使う面白いところでもあると思います。

最初から答えを持っていなくても、

作りながら答えを見つけられる。

AIが作れる時代だからこそ「選ぶ力」が残る

これからAIは、

もっといろんなものを作れるようになると思います。

文章。

画像。

デザイン。

コード。

動画。

LP。

サイト。

たぶん、

「作る」

だけなら、

どんどん簡単になります。

そうなったときに、

逆に大事になるのは、

どれがいい?

これは違う?

自分は何が好き?

何を作りたい?

という部分なんじゃないかなと思っています。

AIが100個作っても、

全部採用するわけにはいかない。

最後に、

「これ」

を選ぶ人が必要です。

僕はAIに作ってもらって、ずっとダメ出ししている(笑)

こう考えると、

僕のAIの使い方って、

ちょっと変です。

AIに、

「作って」

と言う。

作ってくれる。

僕が、

「違う」

と言う。

また作る。

「まだ違う」

また作る。

「これ!」

そして次の日、

「やっぱりここ違う」

(笑)

AIに全部やってもらっているようで、

実際には、

ずっとダメ出ししている。

でもそれで、

少しずつ自分が欲しかったものになっていきます。

だから最近は、

ChatGPTを使いこなすって、

ものすごいプロンプトを書けることだけじゃないと思っています。

「なんか違う」に気づいて、それをAIと一緒に直していくこと。

僕にはこっちの方が大事です。

「できた!」はAIが勝手に作ったという意味じゃない

僕は今、

「できた!AIブログ」

というものも作っています。

AIに全部やらせて、

ボタンを押したらブログが完成!

という意味ではありません。

自分の経験。

自分の考え。

昔の失敗。

「こんなの作りたい」

「これ面白くない?」

そういう、

自分の中にあったものをAIと話しながら形にしていく。

その結果、

できた!

になる。

僕が今やっているツール作りも、

ブログも、

たぶん全部同じです。

AIがいるから、

今までなら、

「僕には無理」

で終わっていたものを、

とりあえず作ってみるところまで行ける。

作ったら、

違うところが見える。

直す。

また作る。

そして、

いつの間にか形になる。

僕はこの使い方が好きです。

もし、

「ChatGPTを使いたいけど、難しいプロンプトなんて書けない」

と思っているなら、

そんなに構えなくてもいいと思います。

まず、

「こういうのやってみたい」

と話してみる。

そこからで十分です。

僕がAIとブログを作るときの考え方や、実際にどうやって使っているのかは、

できた!AIブログ

にもまとめています。

ChatGPTに正解を全部もらうというより、

自分の「これやりたい」を一緒に形にする。

そんな使い方です。

ということで。

今回も、

クリスマスコーデは完成しませんでした(笑)

でも、

「なんか違う」

と言い続けたおかげで、

前よりは、

かなり完成に近づいた気がします。

Workの上限にも達しましたけどね(笑)

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