ChatGPTの新しいチャットへ会話を引き継ぐ方法|仕様書とプロジェクトの情報源を使ってみた

ChatGPTを長く使っていると、ひとつのチャットがものすごく長くなってきます。

最初は記事の相談をしていただけだったのに、途中からタイトルを考えたり、WordPressのツールを作ったり、画像の相談をしたり、気づいたら何のためのチャットなのか分からなくなっていることもあるんだよね。

だったら、新しいチャットを作ればいい。

そう思うでしょ?

ところが、新しいチャットを開いて前の話の続きを始めようとすると、これまで何度も説明したルールがうまく伝わっていないことがあります。

「前のチャットで話していたことなんだけど」

と言っても、新しいチャット側からすれば、

「は?」

ですよね(笑)

僕も最近、記事を書いてもらうために使っていたチャットが長くなり、新しく作り直すことにしました。

理由は、何度お願いしても短文改行が直らなかったからです。

そこで今回は、僕が実際にやったChatGPTの新しいチャットへの引っ越し方法と、会話の内容を仕様書にして引き継ぐ方法、さらにプロジェクトの情報源との違いまでまとめてみます。

難しいプロンプトを自分で考える必要はありません。

まずはChatGPTに、

「別のチャットへ移るから、今までの流れを引き継ぐ仕様書を書いて」

とお願いするだけ。

これを知っておくと、長くなったチャットに無理して居続けなくても、新しいチャットで続きを始められるようになります。

※この記事は2026年9月9日現在、僕が実際にChatGPTを使って確認した内容をもとに書いています。ChatGPTは変化が早いため、画面の名称や表示場所が変わる場合があります。

僕が記事書きチャットを作り直した理由

僕はChatGPTの中に、ブログの記事を書いてもらうための専用チャットを作っています。

そのチャットには、僕が過去に書いた記事を読み込ませたり、文章の雰囲気を伝えたり、記事を書くときのルールを追加したりしていました。

僕は、もともと文章を書くのが得意ではありません。

中卒ですし、本を読むのも苦手です。昔はWordPressの真っ白な編集画面を開いたまま、何を書けばいいのか分からず止まってしまうこともありました。

それでも約10年前、ドリームライティングで文章や感情マーケティングについて学び、自分の体験をブログやメルマガに書くようになりました。最終的には自分の教材を作って、販売できるところまで進めたんだよね。

現在は、僕が話した内容や簡単な下書きをChatGPTに渡し、タイトルや見出しを加えながら記事にしてもらっています。

これは本当に便利です。

誤字を直してくれる。足りない説明を追加してくれる。SEOを考えたタイトルや見出しも作ってくれる。

昔の僕なら何日もかかっていた作業が、かなり早く終わるようになりました。

でも、使い続けているうちに、ひとつ困ったことが出てきました。

記事の短文改行が、どんどん増えていったんです。

一文ごとに空白が入る記事になってしまった

短い文章そのものが悪いわけではありません。

僕も「まじ?」「なんか違う。」「というか」のような短い言葉をよく使います。ツッコミや結論を短く置くと、そこで読者が一度止まるので、うまく使えば文章のリズムになります。

問題は、説明まで一文ごとに分けられてしまうことでした。

たとえば、ブログの作業について説明するときに、

キーワードを探して、

記事を書いて、

画像を入れて、

内部リンクをつないで、

商品紹介を入れて、

また次の記事を書く。

このように、一文ずつ別の段落になっていたんです。

パソコンで原稿だけを見ていると、それほど気にならないかもしれません。しかし、WordPressへ貼り付けてスマホで確認すると、段落ごとに大きな余白が入ります。

文章を読んでいる時間より、スクロールしている時間の方が長いんじゃね?

というくらい、画面が空白だらけになっていました。

本来なら、

「キーワードを探して、記事を書いて、画像を入れて、内部リンクをつなぎ、商品紹介を入れる。そして、また次の記事を書く。ブログを続けるには、この作業を何度も繰り返します。」

くらいでいいんだよね。

同じ話をしているのだから、ひとつの段落にまとめれば自然に読めます。

ところが、「短文は僕らしい」「余白がある方が読みやすい」というルールを強く意識しすぎたのか、説明の途中まで細かく分かれるようになってしまいました。

そこで僕は、

「短文を減らしてほしいわけではない」
「同じ説明は自然につなげてほしい」
「短文は結論やツッコミで使ってほしい」

と何度か伝えました。

そのときは直るんです。

でも、また別の記事を書いてもらうと、一文ごとに大きな空白が入っている。

直しても、また戻る。

また説明する。

また戻る。

その結果、ひとつの記事だけで、短文改行を確認するスクリーンショットが10枚以上になりました。

あと3枚くらいあったけど、もうアップできませんでした(笑)

何度説明しても直らないならチャットを変えてみる

ChatGPTへ何度も同じことをお願いしているのに、なかなか直らない。

そんなとき、こちらの説明が悪いのかなと思ってしまいますよね。もっと細かい指示を書いた方がいいのか、禁止事項を増やした方がいいのか、プロンプトを作り直した方がいいのかと考えてしまいます。

僕も、改行についてかなり細かいルールを作りました。

同じ話が続く短文はまとめる。話題が変わるところでは空白を作る。読者に止まってほしい一言だけを単独で置く。

ここまで伝えれば直りそうでしょ?

でも、直りませんでした。

だったら、もうチャットごと変えちゃえばいい。

僕はそう考えて、新しく「NEW記事書AIちいちゃん」というチャットを作ることにしました。

新しいチャットには、難しい改行ルールを大量に覚えさせるのではなく、僕が実際に書いた記事を文章見本として渡しました。さらに、Google AIに書いてもらった普通の段落の記事も渡し、「文章や体験談は僕の記事を参考にして、改行は普通にしてほしい」と伝えました。

そうなんです。

僕は別に、特殊な改行を再現してほしかったわけではありません。

普通でよかったんです(笑)

同じ話は同じ段落に入れる。話題が変わったら段落を分ける。一文ごとに空白を入れない。

難しく考えず、これだけでよかったんだよね。

ただ、新しいチャットを作ると、これまで積み重ねてきた話まで最初から説明し直さなければならないように感じます。

そこで役立つのが、引き継ぎ用の仕様書です。

新しいチャットへ引き継ぐ仕様書とは?

ここでいう仕様書とは、難しいシステム開発の書類ではありません。

これまでのチャットで決まったことを、次のチャットでも分かるようにまとめた引き継ぎメモです。

たとえば、記事書きチャットなら、

  • どのブログの記事を書くのか
  • 読者はどんな人なのか
  • 一人称は「僕」なのか「私」なのか
  • 文章はどんな雰囲気にするのか
  • どんな体験談を大切にするのか
  • SEOタイトルや見出しをどう作るのか
  • 記事の最後に何を付けるのか
  • どの商品やページへつなげるのか
  • やってほしくないことは何か

このような内容をまとめます。

自分で一から仕様書を書くのは大変そうに見えますが、実際にはChatGPTへ作ってもらえばいいんだよね。

長くなったチャットで、

「別のチャットへ移るから、これまで決まった内容を引き継ぎ仕様書にまとめて」

と伝えます。

すると、そのチャットで話してきた内容をもとに、次のチャットへ渡すための文章を作ってくれます。

あとは、それをコピーして、新しいチャットの最初に貼り付けるだけです。

超簡単!

僕はツール開発でも、よくこの方法を使っています。

WordPressプラグインを作っていると、最初は簡単な機能だけだったのに、少しずつレベルアップしていきます。下書き保存、再編集、予約配信、読者管理、CSVの読み込みと書き出しなど、会話が長くなるほど決まった仕様も増えていきます。

そんな状態で新しいチャットへ移動して、

「前の続きから作って」

と言っても、何の続きか分かりません。

新しい担当者に電話して、名前も説明せずに、

「この前の件、よろしく」

と言っているようなものです。

そりゃ「何の件ですか?」となりますよね。

だから先に、現在のツール名、バージョン、完成している機能、壊してはいけない機能、今回追加する内容、過去に起きた不具合などを仕様書としてまとめてもらいます。

その仕様書を新しいチャットへ渡せば、前のチャットで話していた内容をかなり説明しやすくなります。

引き継ぎ仕様書の頼み方

難しいプロンプトは必要ありません。

僕がよく使うのは、このような頼み方です。

「別のチャットへ移るので、これまでの会話で決まった内容を引き継ぎ仕様書にまとめてください。完成していること、現在の問題、次にやること、変更してはいけない部分も入れてください。」

記事作成なら、少し内容を変えてもいいと思います。

「新しい記事作成チャットへ移るので、これまで決めた文章の特徴、読者、記事の作り方、SEOルール、改行ルール、記事内の導線、やってはいけないことを引き継ぎ仕様書にまとめてください。」

これを使えば、どんな項目を書けばいいのか自分で全部考えなくても、ChatGPTが会話を整理してくれます。

ただし、出てきた仕様書を確認せず、そのまま新しいチャットへ渡すのはおすすめしません。

ChatGPTが会話の中で勘違いしていた内容や、すでに変更した古いルールが入っていることもあるからです。

実際、僕のツールも短期間でどんどん変わっています。

最初はLite版だった。途中からPro版になった。購入者だけが使える機能が増えた。最初は1か月無料の予定だったけど、別のツールは無期限特典になった。

こうした変更が混ざると、古い情報と新しい情報が同時に仕様書へ入ることがあります。

そのため、完成した仕様書をざっと読んで、

「これは今も正しい」
「これはもう古い」
「ここは別の商品と混ざっている」

と確認してから、新しいチャットへ渡すのが安全です。

難しい作業ではありません。

全部を書き直す必要はなく、違っているところだけ直せば大丈夫です。

別のチャットへ移るだけなら仕様書をコピーする

新しいチャットへ話を引き継ぐ方法は、大きく分けて2つあります。

ひとつ目は、完成した仕様書をコピーして、新しいチャットへ貼り付ける方法です。

これは、その会話だけで続きを始めたいときに向いています。

たとえば、記事書きチャットが長くなったので、新しい記事書きチャットへ移動したい。ひとつのWordPressプラグインを開発していたチャットが長くなったので、開発の続きを別のチャットで始めたい。

このような場合は、前のチャットで引き継ぎ仕様書を作り、新しいチャットの最初に貼り付けます。

そのあとに、

「この仕様書をもとに、続きを始めてください」

と伝えれば分かりやすいです。

必要なら、参考にしてほしい記事やPDF、画像、現在のコードなども一緒に渡します。

僕が今回作ったNEW記事書きちいちゃんでも、文章の説明だけではなく、僕が実際に書いた記事を3つ読み込ませました。

文章の雰囲気を言葉だけで説明するより、完成した見本を渡した方が伝わりやすいからです。

「親しみやすい文章にしてください」と言っても、人によって思い浮かべる文章は違います。「短文を使ってください」と言えば、今回のように一文ごとに空白を入れた文章になるかもしれません。

でも、実際の記事を見せれば、

「このくらいの言葉」
「このくらいの段落」
「こういう昔話」
「この程度のツッコミ」

という見本になります。

仕様書は言葉でルールを伝えるもの。完成した記事は、仕上がりを見せるもの。

両方を渡すと、新しいチャットでも話を始めやすくなるんだよね。

プロジェクト全体で使うなら情報源へ追加する

もうひとつは、仕様書や参考資料をChatGPTのプロジェクトへ入れておく方法です。

プロジェクトとは、同じ目的のチャットや資料をまとめておける場所です。

僕の場合は、記事作成、WordPressツール開発、AIちいちゃんクローゼット、ドリームライティングなど、目的ごとに会話を分けています。

以前は、大切なチャットをメニューの上へ固定していました。しかし、固定できる数には限りがありますし、使わなくなったチャットまで上に残っていると、新しい会話を探しにくくなります。

そこで、関連するチャットをプロジェクトへまとめるようにしました。

たとえば、AIちいちゃんクローゼットのプロジェクトには、パレット開発、追加コーデ、メルマガプラグイン、記事作成など、クローゼットに関係する会話を入れます。

ドリームライティングのプロジェクトには、教材の研究、購入者特典、記事、ステップメールなど、ドリームライティングに関係する会話をまとめます。

こうしておくと、「あの会話、どこへ行った?」とメニューを延々と探すことが減ります。

さらに、プロジェクトで共通して使いたい仕様書や資料は、情報源として追加できます。

ひとつのチャットだけへ仕様書を貼る場合、その内容を使うのは基本的にその会話です。しかし、プロジェクトの情報源へ共通資料を置けば、同じプロジェクト内で作業するときに参照しやすくなります。

現在のChatGPTには、関連するチャットや資料をまとめて作業する「Projects and chats」の仕組みが案内されています。機能や画面は更新される可能性があるため、最新の表示はOpenAI公式のChatGPT Work案内でも確認してください。

仕様書を情報源へ追加する流れ

僕が使っている流れはシンプルです。

まず、ひとつのチャットで話がまとまったら、ChatGPTに引き継ぎ仕様書を書いてもらいます。

次に、内容を確認します。古い情報や勘違いがあれば、その部分を直します。

完成した仕様書をプロジェクトの情報源へ追加します。

別のチャットでその内容が必要になったら、

「プロジェクトの情報源を確認して」
「○○の仕様書を読んでから進めて」

と伝えます。

これだけです。

僕は最初、プロジェクトへチャットを入れれば、その会話で話したことが全部ほかのチャットにも完全に伝わると思っていました。

でも、実際に使ってみると、重要なことは仕様書として整理し、必要なときに読んでもらった方が話が早いと感じました。

長い会話には、雑談、試したこと、失敗した案、あとで変更した内容なども全部入っています。

そのままでは、どれが現在の正しいルールなのか分かりにくいんだよね。

だから、

会話する。
決まったことを仕様書にする。
情報源へ置く。
必要なチャットで確認してもらう。

この流れにしています。

ここは手間を増やしているように見えますが、毎回同じ説明をやり直すより楽です。

メモリとプロジェクトの情報源は何が違う?

ChatGPTには、メモリという言葉も出てきます。

さらに、チャット履歴、プロジェクト、情報源、添付ファイルなど、似たようなものが増えてくると、

「結局、どこへ何を入れればいいの?」

となりますよね。

僕も最初はよく分かりませんでした。

難しく考えず、僕は次のように分けています。

メモリは、僕自身について長く覚えておいてほしいことです。

たとえば、僕がブログを書いていること、初心者向けの分かりやすい説明を好むこと、記事では一人称を「僕」にすることなどです。

一方、プロジェクトの情報源は、そのプロジェクトで使う資料置き場として考えています。

たとえば、AIちいちゃんテーマの仕様書、メルマガプラグインの最新版仕様書、ドリームライティング購入者特典の内容、できた!AIブログ教材の方針などです。

チャットは、実際に相談したり作業したりする場所。

仕様書は、会話の中で決まったことを整理した引き継ぎメモ。

情報源は、そのプロジェクトで繰り返し使う仕様書や参考資料を置く場所。

僕は、このように考えると分かりやすくなりました。

正確な内部の仕組みを全部理解しなくても、使い分けられれば大丈夫です。

プロジェクトへ入れれば絶対に忘れないわけではない

ここは大切です。

仕様書を作ったからといって、新しいチャットが前の会話を100%完璧に再現するとは限りません。

プロジェクトへ情報源を追加したからといって、毎回すべての資料を同じように使ってくれるとも限りません。

資料が増えすぎれば、どれを優先するのか分かりにくくなります。古い仕様書と新しい仕様書が両方残っていれば、内容が混ざることもあります。

だから、僕は最新版の仕様書に、

  • 正式名称
  • 現在のバージョン
  • 現在できること
  • 今回変更すること
  • 変更してはいけないこと
  • 過去に起きた不具合
  • 次にやること
  • 更新日

などを入れるようにしています。

特に更新日は大切です。

ChatGPTは変化が早いですし、僕のツールも数日で機能が増えることがあります。「どちらが新しい仕様書なのか」が分からないと、古い内容を正しいものとして使ってしまう可能性があるんだよね。

記事作成でも同じです。

過去の記事を見本として渡したあとで、「今後は改行を変える」と決めたなら、古い改行ルールより新しいルールを優先すると明記しておいた方が分かりやすいです。

今回の僕なら、

「文章や体験談は過去の記事を参考にする。ただし、改行は本人独特の形へ寄せず、普通の記事と同じ自然な段落にする」

これが最新版のルールになります。

情報源には完成した資料を入れた方がいい

プロジェクトの情報源へ何でも入れればいいわけではありません。

途中のメモ、ボツになった案、古い仕様書、内容が重複した資料をたくさん置くと、かえって分かりにくくなります。

僕もツール開発をしていると、Ver.1、Ver.2、Ver.3と仕様書がどんどん増えていきます。

全部が大切に見えるんだけど、現在の開発で必要なのは最新版です。

もちろん、過去にどう変わったか確認したい場合もあります。しかし、普段の作業で古い資料と新しい資料が混ざると、「削除したはずの機能をまた追加する」「変更した名称が元へ戻る」といったことが起きやすくなります。

そのため、共通して使う情報源には、

  • 現在の方針をまとめた最新版
  • 完成した記事見本
  • 商品や特典の正式な位置づけ
  • 絶対に間違えてはいけないルール

などを置くのがよさそうです。

反対に、その場だけで使う画像や一時的な修正内容は、作業中のチャットへ直接渡せばいい。

情報源は倉庫ではなく、現在使っている説明書を並べた棚。

僕はそんな感じで考えています。

記事書き・相談・ツール開発はチャットを分けた方がいい

ChatGPTが便利だからといって、何でもひとつのチャットで話し続けると、だんだん役割が分からなくなります。

朝はブログの記事を書いてもらい、昼はWordPressの不具合を相談し、夜はステップメールを作る。

これを同じチャットで続けていると、記事の文章ルールと開発仕様が一緒に並びます。

そこで僕は、役割ごとにチャットを分けています。

記事を書くチャット。
WordPressツールを開発するチャット。
教材を作るチャット。
デザインを相談するチャット。
完成した内容を仕様書にするチャット。

このように分けると、そのチャットで何をするのかが分かりやすくなります。

ただし、細かく分けすぎても、今度はチャットを探すのが大変になります。

そのため、同じテーマのチャットはプロジェクトへまとめ、プロジェクト全体で必要な資料だけを情報源へ置く。

これが、現在の僕には使いやすい形でした。

新しいチャットを作ることは失敗ではない

長く使ってきたチャットを変えるのは、少しもったいなく感じます。

これまでの話が全部入っているし、また最初から説明し直すのも面倒です。

でも、何度修正しても同じ問題が繰り返されるなら、無理に使い続けなくてもいいと思います。

僕は今回、何度お願いしても短文改行が直らなかったため、新しい記事書きチャットを作りました。

前のチャットが全部ダメだったわけではありません。

これまで一緒に記事を作り、僕の文章や体験談をかなり理解してくれていました。良い記事もたくさん完成しています。

ただ、長く使っているうちに、改行についてのルールが複雑になりすぎました。

「たけおらしい短文を残す」
「文章を読みやすくする」
「スマホで読みやすくする」
「大切な一言は単独で置く」

どれも間違いではありません。

しかし、これらを全部強く意識した結果、一文ごとに余白を入れる方向へ寄ってしまったのかもしれません。

そこで新しいチャットでは、難しい説明をやめました。

「改行は普通にしてください」

これだけです。

なんだ、これでよかったのか(笑)

新しいチャットへ移るときは、過去の全部を捨てるわけではありません。必要な内容だけ仕様書にまとめ、良い記事を見本として渡せばいい。

つまり、引っ越しです。

家の中にある物を全部持っていくのではなく、これからも使う物だけを選んで、新しい部屋へ移す。

そう考えると、新しいチャットを作りやすくなります。

新しいチャットへ引き継ぐときの簡単な手順

最後に、僕が実際に使っている流れをまとめます。

1.現在のチャットで仕様書を作ってもらう

まずは、長くなったチャットで次のように頼みます。

「別のチャットへ移るので、今まで決まったことを引き継ぎ仕様書にまとめてください。」

記事作成なら、読者、文体、SEO、記事構成、導線、禁止事項なども入れてもらいます。

ツール開発なら、正式名称、バージョン、現在の機能、不具合、変更禁止部分、次に追加する機能などを入れてもらいます。

2.仕様書の内容を確認する

完成した仕様書に、古い情報や間違いがないか確認します。

特に、商品名、料金、特典の提供期間、ツールのバージョンなどは変わりやすいため注意が必要です。

違う部分があれば、その場でChatGPTに修正してもらいます。

3.新しいチャットへ貼り付ける

仕様書をコピーし、新しいチャットの最初に貼り付けます。

そのあとに、

「この仕様書を確認して、前の続きから進めてください」

と伝えます。

文章の雰囲気やデザインが重要な場合は、完成した見本も一緒に渡します。

4.何度も使う資料はプロジェクトの情報源へ置く

ひとつのチャットだけではなく、同じプロジェクト内の複数の会話で使う資料なら、情報源へ追加します。

最新版が分かるように、資料名や更新日も入れておくと安心です。

5.新しいチャットで少し試す

仕様書を渡したら、いきなり大きな作業を全部任せるのではなく、最初に短い文章や小さな修正を試してみます。

今回の僕なら、まず普通の改行で文章を書けるか確認します。

そこでズレがあれば、最初の段階で直します。

1万文字の記事を書き終わってから、全部の改行を修正するのは大変だからね。

まとめ|会話を仕様書にすれば新しいチャットでも続きから始められる

ChatGPTのチャットは、長く使い続けるほど便利になることもあります。

こちらの好みを知り、過去の話をもとに、新しいアイデアを出してくれるようになるからです。

その一方で、会話が長くなると、古いルール、新しいルール、途中で変更した内容、ボツになった案などが混ざりやすくなります。

何度説明しても同じ問題が直らないときは、新しいチャットへ移るのもひとつの方法です。

そのときは、前の会話を全部自分で説明し直す必要はありません。

「別のチャットへ移るから、今までの流れを引き継ぐ仕様書を書いて」

まずは、これだけ伝えてみてください。

出てきた仕様書を確認し、新しいチャットへ貼り付ける。プロジェクト全体で繰り返し使う資料なら、情報源へ追加する。

会話する。
仕様書にする。
新しいチャットへ渡す。

この流れが分かれば、ひとつの長いチャットへ無理に居続けなくてよくなります。

僕も今回、何度お願いしても短文改行が直らなかったため、新しい記事書きチャットへ引っ越しました。

そして新しいチャットで最初に伝えたのは、細かくて難しい改行ルールではありません。

「普通の改行にしてほしい」

でした。

いろいろ考えて、仕様書まで作って、過去の記事も読み込ませて、最後にたどり着いた答えが普通の改行。

そこかい(笑)

でも、こういう小さな失敗や気づきまで、そのまま記事にできるのがChatGPTとブログのおもしろいところなんだよね。

これからChatGPTを仕事やブログで長く使いたい人は、チャットが長くなって困ったときに、ぜひ引き継ぎ仕様書を試してみてください。

新しいチャットでも、「は?」と言われずに続きを始めやすくなると思います。

ChatGPTの「プロジェクトの情報源に追加する」とは?メモリとの違いを使ってみて分かったこと

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