ChatGPTに自分らしい記事を書かせたい!楽したい僕が“永遠に終わらないプロンプト”を育てている話

はじめに 楽するためにChatGPTを使ったはずなんですけど〜

文章を書くのが苦手だからChatGPTに書いてもらいたかった

僕は昔から文章を書くのが得意じゃないんですよね。ブログはやってきたくせに文章を書くのは苦手という

不思議のふしぎちゃんなんですけど〜

真っ白な画面を開いて「さあ5000文字書きましょう!」なんて言われたら、できればそっと画面を閉じたい(笑)。

だからChatGPTが記事を書いてくれると知ったときは、そりゃ飛びつきますよ。だって僕が苦手だったところをやってくれるんでしょ?僕はしゃべって、あとはChatGPTが記事にしてくれる。そんなもん、楽に決まってるじゃん!

「これでブログめちゃ楽になるじゃん!」と思った

しかも実際に使ってみると、本当に書くんですよ。こっちはちょこっと話しただけなのに、タイトルを考えて見出しを作って、本文までズラーッと出してくる。「おぉぉぉぉ!なんだこれ!」ですよね。

昔の僕だったら、タイトルを考えるところから止まっていたかもしれないのに、ChatGPTは平気な顔して最後まで書いちゃう。こりゃブログめちゃ楽になるぞと思いましたよ。もう僕、一生自分で記事書かなくてもいいんじゃね?くらいの勢いです(笑)。

実際、記事はものすごい速さで書けるようになった

そこは本当に変わりました。昔みたいに一人でウンウン考えて、書いては消して、また止まって……という時間はめちゃくちゃ減ったんですよね。雑談しながら「これ記事になるんじゃない?」となったら、そのまま構成まで作れちゃう。

しかも僕の場合、話がすぐ脱線するんですよ。「そういえば昔さ〜」から全然違う話へ飛んで、その昔話からまた別の記事ネタが出てくる。自分で原稿を書いていたら脱線なのに、ChatGPTとしゃべっていると、その脱線まで拾ってくれるようになりました。

ところが読んでみると「誰だよ、お前」が始まった

ところがですよ。

出来上がった記事を読んでみると、ちゃんと書いてある。文章も綺麗だし、言ってることも間違ってない。間違ってないんだけど、なんか知らない人が僕のブログでしゃべってるんですよ。

誰だよ、お前(笑)。

僕の体験談を渡したはずなのに、なぜか最後には立派な教訓まで付いている。「この経験から、自分に合った方法を選ぶことの重要性を学びました」みたいなことを僕が言い始める。いやいやいや、そんな綺麗に人生振り返ってねえよ!

楽するために使い始めたのに、なぜかプロンプトを育て続けている現在(笑)

そこからですよ。僕とChatGPTの「そこ違う」「いや、そんな言い方しねえよ」が始まったのは。

最初はちょこっと直せばいいと思っていたのに、「カチコチ文章やめて」「短文改行やめて」「勝手に成功物語にしないで」「その語尾、僕じゃない」と増えていって、とうとう記事を書く前に渡す指示書まで作り始めちゃいました。

文章を書くのを楽したかっただけなんですよ?

それなのに今、僕はChatGPTへ「僕とは何者なのか」を教え続けています。何やってんだよ(笑)。

ChatGPTのプロンプトはChatGPTに書かせればいい|僕が難しい勉強をやめた理由

第1章 ChatGPT、記事は書ける。でも僕じゃねえ!

最初は「すげえ!こんなに書けるの?」だった

最初に長い文章がドカンと出てきたときは、そりゃ感動しましたよ。こっちは数行しか伝えてないのに、それを膨らませてちゃんと記事みたいな形にしてくれるんだから、「これ、とんでもねえの出てきたぞ」となるじゃん。

文章を書くのが苦手な僕からすれば、何千文字もの文章が数分で出てくるだけでも十分すごかった。昔なら何時間かけていたんだよって話ですからね。しかも疲れないし、何回書き直させても文句言わない。こんな相手、そばにいたら使い倒すに決まってます(笑)。

読み返すと文章は綺麗。でも僕がいない

ただ、何記事か書いていくうちに違和感が出てきたんですよね。文章は綺麗なんですよ。誤字も少ないし、話もちゃんとまとまってる。でも、読めば読むほど僕がいない。

僕がしゃべった話なのに、僕じゃない誰かが綺麗に説明している感じなんです。学校の作文だったら丸をもらえるのかもしれないけど、僕が欲しいのは丸をもらえる文章じゃない。ブログを読んだお客さんに「あ〜、たけおがまた何かやってるな(笑)」って思ってもらえる文章なんですよ。

体験談を渡しても、なぜか立派な成功物語にされる

これもよくありました。僕が「教材買ったんだけど難しくて読まなかったんだよね」と話すじゃん。僕としては、それだけなんですよ。買った。開いた。むずッ!となった。もっと簡単なの探し始めた(笑)。

ところがChatGPTへ渡すと、「当時の私は自分に適した学習方法を見つけられていませんでした」みたいに、急に過去を美しく分析し始めるんですよ。いやいや、その頃の僕そんな立派なこと考えてないから!単純に「もっと簡単なのあんだろ?」って探してただけだから(笑)。

普段そんなこと言わないのに「〜が重要です」

そしてAI記事でよく出会うのが「重要です」なんですよね。何か体験談を話すと、最後に「このことから○○が重要だと分かります」とまとめたがる。

僕、普段そんなに「重要です」って言ってるか?って話なんですよ(笑)。友達としゃべっていて、「今回の経験からバックアップの重要性を学びました」なんて言わないじゃん。「今だったら絶対バックアップ取るよ!全部消しちゃったからね」で終わる。そのほうが僕なんです。

最後には知らないWebライターが勝手にまとめて帰っていく(笑)

特にすごいのが記事の最後です。前半ではまだ僕っぽくしゃべっていたのに、最後になると急に背筋を伸ばしたWebライターが出てくる。

「いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した方法を参考に、ぜひあなたに合った方法を見つけてみてください。」

誰だよ!

僕が途中までしゃべっていたはずなのに、最後だけ知らない人が入ってきて、綺麗に片付けて「それでは!」みたいな顔して帰っていく(笑)。ここから、僕の終わらない修正が始まりました。

ChatGPTでブログ記事作成|プロンプトなしで僕らしい記事を書く方法

第2章 「もっと僕っぽく書いて」では全然足りなかった

フランクにしてもらえば解決すると思っていた

最初は簡単に考えてたんですよ。「もっと僕っぽく、フランクに書いて」でいいと思ってた。

たしかに少し柔らかくはなるんです。「〜ですよね!」とか「〜しちゃいましょう!」みたいな言葉も増える。おぉ、近づいた近づいたと思うんだけど、しばらく読んでいると何か違う。僕っぽい言葉を使っている別人なんですよね。

明るくすると、今度は無理やりテンション高い文章になる

じゃあもっと元気にしようと思って「テンション高めで!」とお願いすると、今度は最初から最後まで祭りになる(笑)。

別に僕だって四六時中「おぉぉぉぉ!」って叫んでるわけじゃないんですよ。普通にしゃべるところもあるし、「これどうなんだろうね〜」って考えるところもある。その中で本当に「できた!」となったときだけテンションが上がるから面白いわけで、ずーっと全開だったらただのうるさい人じゃん!

ギャグを教えると同じギャグを何度も使い始める(笑)

これもAIあるあるなのか分からないけど、一回僕が使った言い回しを「これがたけお風なんだな!」と覚えると、やたら使うことがあるんですよね。

「白目むいちゃいますよね(笑)」が一回うまくハマったからって、次の記事でも白目、その次も白目。おい、僕そんな頻繁に白目むいて生活してねえぞ(笑)。大げさ表現だって、その場だから面白いのであって、銀河系だの太陽系だのを全部の記事へ入れたら、それはもう口癖じゃなくてテンプレなんです。

「たけお風」は語尾やギャグだけじゃなかった

ここで少しずつ分かってきたんですよ。僕っぽさって、「〜なんだよね」とか「何やってんだよ(笑)」みたいな言葉だけじゃないんです。

どこで脱線するのか、失敗をどう話すのか、わざわざ綺麗な教訓にしないところとか、自分で自分へツッコむところとか。もっと言えば、一つの出来事をどこまでしゃべって、どこで次の話へ行くのかまで含めて僕なんですよね。

自分でも自分の文章を説明できない問題

でも、これをChatGPTへ教えようとすると難しい。「僕っぽく書いて」と言っても、そもそも僕自身が「僕っぽいって何?」を説明できない(笑)。

だから最初から完璧な指示書なんて作れるわけなかったんですよ。記事を書いてもらって、「ここ違うな」「これは僕言わないな」を見つける。そのたびに直して、また書いてもらう。結局この繰り返しで、自分の文章の癖まで僕自身が知ることになりました。

ChatGPTで自分らしい文章を書く|文章が苦手だった僕がAIの記事を直す側になっていた

第3章 だったら僕がしゃべればいいじゃん!

記事を書こうとすると止まるのに、雑談ならいくらでも出てくる

ここが一番おもしろいところなんですけど、僕は「記事を書こう」とすると難しくなるのに、ChatGPTと雑談していると普通にしゃべれるんですよね。

「そういえば昔こんなの買ったんだよ」と始まったら、「あ、それで思い出した!」って次の話まで出てくる。記事なら「構成どうしよう」「この話いるかな」と考えちゃうのに、雑談ならそんなのお構いなし。すらすらすらすらすら〜っと出てきちゃう。

昔の失敗、買った教材、ブログを消した話まで勝手に出てきた

そうやってしゃべっていると、忘れていた話まで出てきました。昔買った教材のこと、高額なシステムを買ったこと、FC2みたいな無料ブログを自分で運営できる仕組みまで買ったこと。

さらに話していたら、昔検索上位まで行ったブログをサーバーごと全部消した話まで出てきた。「待て待て待て!それ残しとけよ!」って今なら思うんだけど、当時はまさかブログへ戻るなんて思ってないから消しちゃったんですよね。こういう話、自分から「記事ネタを考えよう」と机に座っても、たぶん出てこない。

「そういえば昔さ〜」から記事ネタがどんどん増える

僕の場合、「そういえば昔さ〜」が危険なんですよ(笑)。一個思い出すと、そこから別の話が出てきて、その話の途中でまた「あ!そういえば!」となる。

でも、それがそのまま記事ネタになっていったんですよね。成功した話だけじゃなくて、買ったのに使わなかったとか、せっかく作ったのに消したとか、何やってんだよって話まで全部使える。むしろそっちのほうが僕自身もしゃべりやすい。

書こうとする僕より、しゃべっている僕のほうが僕だった

ここでようやく気づいたんですよ。

僕が一生懸命「ブログらしい文章を書こう」とすると、僕までWebライターみたいになっちゃう。でもChatGPTと普段どおりしゃべっている僕は、そんなこと考えてない。「これおもしろくね?」「いや、それ違うだろ(笑)」って普通に話してる。

だったら、その僕を消さなきゃいいじゃん。

「僕がしゃべる→ChatGPTが読みやすく並べる」が見えてきた

そこで今の基本になったのが、僕がしゃべる → ChatGPTが読みやすく並べるです。

ChatGPTにゼロから僕の記事を作ってもらうんじゃない。僕が体験したことや思ったことをしゃべって、その匂いを消さないまま記事として読める順番へ並べてもらう。

これなら文章を書くのが苦手な僕でもできる。だって、しゃべるだけならいくらでも出てくるんだもん(笑)。

ChatGPTに自分を知ってもらう方法|僕がブログ記事を書いてもらう前に話していること

第4章 そこ僕じゃねえよ!からプロンプト作りが始まった

出てきた文章へ「そんな言い方しねえよ!」を繰り返す

もちろん、この方法にしたから一発で全部うまくいったわけじゃないですよ。僕がいっぱいしゃべっても、記事にした瞬間また知らないWebライターが出てくることがある。

だから読んでは「ここ僕じゃない」「そんな言い方しねえよ」「ここはもっと普通にしゃべる」と直していきました。たぶんChatGPTからしたら、めんどくせえ客だと思います(笑)。でも嫌な顔しないから、こっちも遠慮なく言えるんですよね。

カチコチ文章を発見して禁止

まず目についたのが、カチコチ文章でした。「〜することが重要です」「〜する必要があります」みたいな、間違ってはいないけど急に説明書っぽくなるやつ。

見つけるたびに「これ禁止」と指示書へ追加していきました。別に日本語として間違ってるわけじゃないんですよ。ただ、僕が言わない。それだけで十分なんです。僕の記事なんだから、僕が言わない文章をわざわざ残す必要ないじゃん。

綺麗すぎる教訓を発見して禁止

次に消したくなったのが、何でも最後に教訓へ変えるクセです。

失敗した話をすると「この経験から〜の大切さを学びました」。遠回りした話をすると「自分に合った方法を見つけることが重要です」。いや、毎回そんな綺麗に着地しなくていいって(笑)。

「買った。でも使わなかった。何やってんだよ!」で終わる話があってもいい。その中途半端さまで含めて実話なんだから、勝手に卒業式みたいな締めを付けないでくれと。

勝手に感情を作られたので、それも禁止

さらに文章を盛り上げようとして、僕が言ってない感情まで追加されることがありました。「悔しくて眠れなかった」とか「絶望した」とか。

いや、寝てたかもしれないじゃん(笑)。

そこはかなり大事で、僕が話した感情を濃くするのはいいけど、話していない人生を作っちゃダメ。ストーリーを感動的にするために、勝手に僕を泣かせないでくれというルールまで追加しました。

修正するたびに指示書がどんどん長くなる

そんなことを一個ずつやっていたら、当然指示書は長くなります。「短文改行禁止」「同じ話を繰り返さない」「語尾を揺らす」「専門用語を辞書みたいに説明しない」……。

最初は「僕っぽく書いて」だったはずなんですよ。それが今では、ちょっとした教材みたいになってる。いや、僕は記事を書きたいだけなんですけど(笑)。

気づけば普通の記事より指示書のほうが長い(笑)

そしてとうとう、とんでもないことになりました。

普通の人が書くブログ記事より、記事を書く前にChatGPTへ渡す指示書のほうが長いんじゃね?という状態です。

楽したいからAIを使っている男が、AIへ楽をさせないための超長文指示書を作っている。

もう何をしているのか分からなくなってきました(笑)。

ChatGPTに自分の文体を覚えさせる方法|たまに自分で記事を書く理由

第5章 最大の敵「短文改行」との戦いが始まった

なぜか文章を一文ずつ切りたがるChatGPT

そして長いこと僕を苦しめているのが、短文改行なんですよね。

最初はちゃんと文章だったのに、記事が長くなってくると「これをやった。次にこれをやった。そして失敗した。」みたいに、一個ずつ縦へ並び始めることがある。

チャットならいいんですよ。でもブログでずーっとそれをやられると、僕にはメモ帳みたいに見えるんです。

「短文改行禁止!」と書いた

だから指示書へハッキリ書きました。「1文ごとの細切れ改行は禁止。2〜4文くらいを自然につないで段落にする」。

これで勝ったと思うじゃん?

甘かった(笑)。

今度は2〜4文にしただけの隠れ箇条書きが出てきた

次に出てきたのが、もっと巧妙なやつです。

改行はしてない。ちゃんと一段落に2〜4文入っている。なのに読んでみると、「これ箇条書きの『・』を取っただけじゃねえか!」という文章になってるんですよ。

ルール上は守ってる。でも僕が欲しかったのはそこじゃない。おいおい、法律の穴を突いてくるなよ(笑)。

「まだ何もしてない。結果も出てない。」じゃねえんだよ(笑)

たとえば「まだ何もしてない。結果も出てない。そもそも中身も見てない。」みたいな書き方です。

これを僕なら、「まだ何もやってないし、結果も出てない。そもそも中身すら全部見てないのに、気分だけは『今度こそ行ける!』になってる(笑)」みたいにつなぐ。

同じことを言ってるのに、全然違うんですよね。前者は情報を並べていて、後者はしゃべってる。

同じ場面はちゃんと文章としてつなげるルールを追加

そこでまた指示書が増えました。

「短文改行をやめる」だけじゃ足りない。同じ場面、同じ感情、同じ時間の中で起きていることなら、接続詞や読点を使って一つの流れとしてしゃべる。

要するに、改行を減らせじゃなくて、ちゃんと文章にしてくれなんですよ。

「文章の長さ」ではなく「場面が流れているか」だった

ここまで来て、ようやく僕も何が嫌だったのか分かってきました。

一文が短いから嫌なんじゃないんですよ。「うわ、無理かも。」みたいに一言で置いたほうがいいところだってある。

嫌なのは、出来事をバラバラにして縦へ並べることだったんです。文章を読んでいるのに、頭の中で場面が動かない。それが僕の感じていた「なんか違う」の正体でした。

ChatGPTに自分らしい文章を書いてもらうには?AI丸投げを続けて僕が気づいたこと

第6章 語尾まで違う!「しました」じゃなくて「なっちゃいました」

内容が僕でも、語尾がWebライターだと僕じゃない

文章の流れを直していったら、今度は語尾が気になってきました。

話している内容は僕なんですよ。でも「〜しました」「〜でした」「〜と感じました」が続くと、やっぱり知らない人がしゃべってるように見える。

人ってそんな綺麗に同じ語尾でしゃべらないじゃん。

「そのうち探すことすらしなくなりました。」の違和感

実際に出てきた文章で、僕が「これ違うな」と思ったのが、

「そのうち探すことすらしなくなりました。」

これなんですよね。

意味は100%合ってる。でも僕が自分の昔話をしていて、この言い方するかな?となると、たぶんしない。

「そのうち探すことすらなくなっちゃいました。」なら僕

僕なら、

「そのうち探すことすらなくなっちゃいました。」

こっちなんです。

ほんのちょっとしか違わないんですよ。でも、このちょっとが積み重なると記事全体の人間が変わっちゃう。

でも全部「なっちゃいました」でも気持ち悪い(笑)

じゃあ全部「〜なっちゃいました」にすればいいのかというと、そんなわけないじゃん(笑)。

今度は別のAIテンプレになるだけです。「買っちゃいました。やめちゃいました。消しちゃいました。戻っちゃいました。」って、お前どんだけちゃいました言うんだよ!となる。

だから語尾を覚えさせるだけでも足りないんですよね。

「〜なんですよね」「〜なんだよね」「〜だもんね」と自然に揺らす

実際にしゃべっていると、「〜なんですよね」と言うときもあれば、「〜なんだよね」になるときもある。「だって持ってるんだもんね」と言ったり、「まあ、そうなっちゃいました(笑)」だったりする。

この揺れが自然なんですよ。

だから指示書にも、語尾を一種類へ固定するんじゃなく、その場の感情で自然に変えるように追加しました。

自分らしさって、こんな細かいところにもいた

こんなの、ChatGPTと記事を書いてなかったら考えもしなかったですよ。

自分の文章なんて「自分が書けば自分の文章」くらいに思ってた。でもAIに代わりに書いてもらうと、初めて「僕ってこういう言い方するんだな」と気づく。

ChatGPTを育てているつもりだったのに、なぜか自分の話し方まで研究することになっちゃいました。

AIにブログを書かせるならプロンプトより雑談が大事?ChatGPTに僕を知ってもらう方法

第7章 プロンプトだけでは自分にならなかった

長い指示書を入れれば完成……ではなかった

ここまで指示書が育ったら、さすがにもう大丈夫だと思うじゃん。

僕も思いました。「これだけ細かく書いたんだから、もう僕になるだろ!」って。

ところが、まだ足りなかったんですよね。

僕の過去を知らなければ書けない話がある

当たり前っちゃ当たり前なんだけど、僕がどんな失敗をしてきたのか、昔どんなブログをやっていたのか、何を買って何を使わなかったのかを知らなければ、その話は書けない。

文章の形だけ僕っぽくしても、中に入っているものが薄ければ僕の記事にはならないんですよね。

「たけお風の文章」と「たけおの話」は別物だったんです。

失敗、考え方、癖、遠回り、普段の雑談まで全部つながっている

しかも必要なのは立派なプロフィールだけじゃない。

僕の場合、ノウハウコレクターだった話も、ブログを全部消した話も、文章を読むのが苦手なことも、面倒だからツールを作り始めたことも、全部今の記事につながってくる。

そして意外と大きいのが、普段のどうでもいい雑談なんですよね。その雑談の中に「僕ならこう言う」が山ほど入ってる。

本人が実際に書いた文章が一番強い見本になった

それで今は、僕自身が書いた文章があるなら、それを最優先で見本にしてもらうようにしています。

指示書に「フランクに」と100回書くより、僕が実際に書いた数段落を見せて「この続きを同じ人がしゃべっているように書いて」のほうが伝わることがある。

そりゃそうだよね。本物が目の前にあるんだもん。

「指示書+本人の情報+実際の文章+修正の積み重ね」

結局、一個の魔法のプロンプトだけで僕になったわけじゃありませんでした。

指示書があって、僕の過去の話があって、実際に僕が書いた文章があって、さらに出てきた文章へ「そこ違う」と修正を重ねていく。

これをずーっとやって、少しずつ近づいてきた感じなんですよね。

ようやく自分専用ゴーストライターっぽくなってきた

だから今は、ChatGPTに記事を「書いてもらう」というより、一緒に書いてる感じのほうが近いかもしれない。

僕がしゃべる。ちいちゃんが並べる。僕が「そこ違う」と言う。また直す。

めんどくさそうでしょ?

めんどくさいです(笑)。

でも、昔みたいに真っ白な画面の前で一人で全部考えるより、僕にはこっちのほうがずっと楽なんですよね。

AI文章生成で自分らしいブログ記事を書く方法|ChatGPTと何百回もケンカして分かった「たけお式」実践手順

第8章 そして5万文字を書かせたら、ちいちゃんが力尽きた(笑)

15章の超長文記事へ挑戦

そんな感じでだいぶ育ってきたところで、今度はかなり長い記事を書くことになりました。

最初から15章。しかも一つ一つの章に話したいことが山ほどあって、「これ5万文字くらい行くんじゃね?」という記事です。

普通の記事でも何度も直してきたんだから、ここまで育った指示書なら行けるだろうと思ったんですよ。

前半はかなりいい。「おぉ、今回は行けるぞ!」

実際、前半はかなり良かった。

文章もちゃんとつながっているし、短文改行もかなり抑えられている。昔の僕の話も、そのまま綺麗な成功物語へ変えずに残っている。

「おぉぉぉぉ!今回は行けるぞ!」

こっちはちょっと嬉しくなりますよね。散々「そこ違う!」を繰り返して作った指示書ですから。

後半になると、また短文がニョキニョキ出てくる

ところが長〜く書いていくと、後半で出てきたんですよ。

あいつが。

短文改行(笑)。

前半では普通にしゃべっていたのに、後半へ行くほど文章が短くなって、出来事を一個ずつ並べ始める。「おいおいおい、さっきまでできてたじゃん!」ですよ。

「販売ページがいる。メルマガもいる。」……急にメモ帳になるな!

特に分かりやすかったのが、「販売ページがいる。メルマガもいる。ステップメールも作りたい。」みたいなやつです。

言っていることは合ってる。でも急にメモ帳なんですよ(笑)。

僕がしゃべるなら、「教材を作ったら終わりじゃなくて、今度は販売ページもいるし、メルマガも欲しくなる。だったらステップメールも作っちゃう?って、また話が大きくなっていった」になる。

そこで気づいたんですよね。短文改行禁止だけじゃダメだったんだって。

長文になるほど直前の文章へ引っ張られることに気づく

ずっと書かせていると、だんだん直前の文章の形へ引っ張られていく感じがありました。

一回短文が出ると、その次も短くなる。さらに次も短くなって、気づけば箇条書きから「・」だけ取ったみたいな文章が増えてくる。

だったら後半で崩れてから全部直すんじゃなくて、途中で前半へ戻せばいいんじゃない?

また新しい実験が始まりました(笑)。

普通の記事では見えなかった「長文後半問題」を発見

これ、普通の5000文字くらいの記事だったら、ここまでハッキリ見えなかったかもしれないんですよね。

今回は長かったから、ちいちゃんのスタミナ切れまで見えた(笑)。

もちろん本当に疲れているわけじゃないんだろうけど、僕から見れば「おい、後半サボり始めただろ!」にしか見えない。

ということで、指示書に後半耐久モードまで追加されました。

AIにブログを書かせるなら「プロンプト」より自分を教える|僕らしい記事が書けるようになった理由

第9章 見出しを先に全部作ったら、意外な発見があった

5万文字を一気に考えさせず、15章の道を先に作った

ただ、今回の長文で良かったこともありました。

本文を書く前に、15章の見出しを先に全部作ったんですよ。さらに各章で何を話すのかまで決めてから走り始めた。

これが思ったより良かったんですよね。

見出しがあるから話そのものは迷子になりにくかった

文章の形は後半で崩れたけど、「次に何を話すんだっけ?」という迷子にはなりにくかった。

道そのものは先に作ってあったから、今どこを走っているのかは分かる。あとは、その道を僕のしゃべり方で走ればいい。

そこで今度は、「これH2だけじゃなくH3まで先に作ったら、もっと楽なんじゃね?」となりました。

新しい章へ入るたびに小さく再スタートできる

H2が変わると話題が変わるから、そこで一回小さくリセットできるんですよね。

だったらH3でも同じことができるかもしれない。

長い一本道を5万文字走るんじゃなくて、H3ごとに小さな給水所を置いておく感じです。

だったら文章も見出しごとに再起動させればいいんじゃね?

ここでまた悪巧みが始まります(笑)。

新しい見出しへ入るたびに、直前の崩れかけた文章を見本にするんじゃなくて、記事前半の「これだよ!この感じ!」という段落へ戻す。

そうすれば後半で短文が増えてきても、H3に入るたびに少し戻せるかもしれない。

後半の省エネ文章ではなく、前半の「僕らしい段落」へ戻す

これ、かなり大事だと思うんですよね。

AIが直前の文章へ引っ張られるなら、直前が崩れていたら、その崩れまで引き継いじゃう。

だったら基準を固定しちゃえばいい。第1章や第2章で「これ僕っぽいじゃん」となった文章をホームにして、何度でもそこへ戻る。

また指示書に新しい一文が増えました(笑)

もちろん、気づいたら追加です。

「新しい見出しへ入るたびに、記事前半の“たけお本人らしい段落”を文章品質の基準として再確認してから書く。」

はい。また長くなりました(笑)。

でもこうやって増えてきたんですよ、この指示書。

AIでブログを書くとバレる?ChatGPTで記事を書いている僕が気にしていない理由

第10章 そもそも「ブログ記事を書け」が犯人なんじゃね?

普段のChatGPTとの雑談では普通に僕っぽい

そして、もっと根本的なことにも気づきました。

僕とChatGPTって、普段の雑談では普通なんですよ。「これおもしろくね?」「それやっちゃおう!」みたいに話していると、そこまでカチコチにならない。

なのに記事を書かせると変わる。

なんで?

「記事を書いて」と言った途端、謎のWebライターが出勤する

「じゃあ記事書いて」と言った瞬間、どこからともなくWebライターが出勤してくるんですよ(笑)。

さっきまで一緒に「ウケる!」とか言ってたのに、急に「この方法には大きく3つのメリットがあります」とか始める。

いや、お前さっきまでそこにいなかっただろ!

会話なら「いや、それ違うじゃん!」なのに記事だと「重要です」になる

これが不思議なんですよね。

普段の会話なら「いや、それ違うじゃん」「こっちのほうがよくね?」と普通に話せるのに、記事になると「〜することが重要です」が出てくる。

だったら、そもそもブログ記事を書こうとしなければいいんじゃない?

だったら最初からブログを書こうとしなくていい

僕が普通にしゃべって、ChatGPTも普通に返す。その会話を長くつないでいって、あとから見出しを付けたり、同じ話をまとめたりして記事にすればいい。

最初から「立派な記事を作ろう」とするから、立派なWebライターが出てくるんじゃね?という話です(笑)。

これ、まだ永遠の実験中なんですけどね。

普段の雑談を長くつないで、あとから読みやすく並べればいい

考えてみたら、今まで良かった記事って、だいたいその形なんですよ。

僕が何かしゃべる。そこから昔話が出る。ちいちゃんが「それ記事になるよ」と言う。さらにしゃべって、材料が増えてから記事へする。

先に文章を作るんじゃなくて、先に僕がいる。

この順番が大事なのかもしれない。

「記事だから説明しなきゃ」と思った瞬間、雑談へ戻るルール追加

ということで、もちろん指示書へ追加しました(笑)。

「ブログ記事を書こうとしない。普段たけおと雑談しているときの返答を長くつなげ、その会話をあとから読みやすい記事の形へ並べる。」

もうプロンプトというより、ちいちゃんへの生活指導みたいになってきたぞ。

ChatGPTにブログ記事を書かせると「どこかで見た文章」になる理由|自分の経験を知るAIゴーストライターに育てる方法

第11章 楽したかっただけなのに、AIを育てる仕事が増えました(笑)

文章を書きたくないからChatGPTを使った

ここまで読んだお客さんなら、そろそろ思ってるかもしれません。

「たけお、それ楽になってるのか?」って。

僕もそう思います(笑)。

そもそも文章を書くのが苦手だからChatGPTを使い始めたんですよ。それなのに今度は、ChatGPTへ僕の文章を教えるという新しい仕事が増えました。

なのに今度はChatGPTへ自分を教えている

しかも教える内容が細かい。

短文改行するな、綺麗にまとめるな、勝手に泣かせるな、語尾が違う、ギャグを使い回すな、後半サボるな……。

普通に考えたら、めんどくさすぎる(笑)。

「そこ違う」「それ僕言わない」を何度繰り返したか分からない

でも、この「違う」を言った回数だけ、僕自身も自分の文章が分かってきたんですよね。

最初は「なんか違う」しか言えなかったのが、「ここ短文だから違う」「この語尾は僕じゃない」「この教訓は綺麗すぎる」と分解できるようになった。

だから修正そのものが、次の指示書になっていった。

一見すると全然楽してない(笑)

これだけ見ると、ぜんぜん楽してないですよね。

楽するためにChatGPTを使った男が、何千文字もの指示書を書いて、さらに長文記事で耐久試験までしている。

何やってんだよ(笑)。

でも、僕は昔のやり方へ戻りたいかと言われたら、絶対戻りたくない。

でも昔みたいに真っ白な画面から5000文字を書く必要はなくなった

今は「何を書こう」で真っ白な画面を眺め続ける必要がないんですよ。

ちいちゃんとしゃべっていれば、「それ記事になるじゃん」が出てくる。昔話をしていたら別の記事まで出てくるし、途中で分からないことがあったらその場で聞ける。

僕が一番苦手だった「ゼロから文章を作る」が、ほとんど会話へ変わったんです。

楽する場所が思っていたところと違った

たぶん僕が最初に思っていた「楽」は、ボタン一発で完璧な記事が出てくることだったんですよね。

でも実際はちょっと違った。

何もしなくていいわけじゃない。僕は僕の話をするし、「そこ違う」とも言う。ただ、文章を書くために一人で全部抱え込まなくてよくなった。

僕が欲しかった楽って、こっちだったのかもしれません。

ChatGPTにブログを書いてもらう方法|僕が実際にやっている流れをそのまま公開

第12章 だからこのプロンプト、たぶん永遠に完成しません

完成版と名付けたあとにも普通にルールが増える(笑)

ちなみに今使っている指示書には、堂々と「完全版」と書いてあります。

完全版ですよ。

なのに、そのあと普通に追加されています(笑)。

完全とは何だったのか。

実際の記事を書くたび、新しいAI臭を発見する

でも、しょうがないんですよね。実際に記事を書いてみないと分からないことが出てくるから。

短文改行を禁止したら隠れ箇条書きが出てきた。隠れ箇条書きを止めたら、長文の後半でまた崩れた。だったら途中で前半へ戻そう、H3でも小さく再スタートしようって、実践するたびに次が出てくる。

終わらねえ(笑)。

発見したら直す。その修正が次の記事に残る

でも、それでいいと思ってるんですよ。

変なのが出たら直す。「これ嫌だな」と思った理由が分かったら指示書へ入れる。次の記事では、少なくとも同じところからスタートしなくて済む。

一記事書くたびに、ゴーストライターもちょっとずつ育っていく。

一発で自分になる魔法のプロンプトではない

だから、この指示書を見て「これをコピペすれば、誰でも一発で自分らしい記事になります!」なんて僕は言えないです。

そんなわけないじゃん。

だってこれは僕が僕の記事を書くために育てた指示書なんだから、そのまま使ったら、下手したらお客さんの記事が僕っぽくなっちゃう(笑)。

自分とChatGPTの会話で育っていく指示書

使うなら、ここから自分用へ変えていけばいいと思うんですよね。

「僕はこんなテンションじゃない」と思ったら消せばいいし、「私はもっと静かに書きたい」ならそう伝えればいい。ChatGPTが変な文章を出したら、「そこ違う」を残して次へつなげる。

その繰り返しで、少しずつ自分専用になっていく。

だから他の人はそのままコピーするだけじゃなく、自分用へ書き換えてほしい

僕の指示書は完成品というより、見本に近いのかもしれません。

「ここまで細かく教えていいんだ」とか、「語尾まで指定していいんだ」とか、「嫌だった文章そのものを禁止例にすればいいんだ」とか。

そこを持って帰って、自分の文章をChatGPTへ教えていけばいい。

そして半年後には、僕より長い指示書を作っているかもしれません(笑)。

プロンプト書く前に学びたいブログライティング

最後に 実際に僕が使っている指示書と、できた記事を置いておきます

今使っている「最新・たけお執筆モード」を紹介

ここまで散々「指示書が長い」「また増えた」と言ってきたので、実物も見てもらおうと思っています。

僕が普段の記事を書く前に実際に使っている、最新・たけお執筆モードです。

サンプル用に綺麗に作ったプロンプトじゃありません。実際に使って、「ここダメじゃん!」となるたびに増えてきたやつです。

最初からこの形だったわけではない

最初からこんな長いものを作ったわけじゃないんですよ。

「もっと僕っぽくして」くらいから始まって、カチコチ文章が出たから追加。短文改行が出たから追加。隠れ箇条書きが出たから追加。長文後半でちいちゃんが力尽きたから、とうとう後半耐久モードまで追加(笑)。

そうやって現在の形になりました。

実際にこの指示書を使って書いた記事URLを掲載

そして、指示書だけ見ても「本当にこれ使ってんの?」となると思うので、実際に使って書いた記事も一緒に見てもらえるようにしています。

完成した文章だけじゃなく、「この指示書を使うと、実際にどんな記事になったのか」まで見たほうが分かりやすいじゃん。

さらに今後また記事を書いて、「あ、ここ直したい」となったら、たぶん指示書も育ちます。

さらに今回の記事自体も「育てている途中」の実例

というか、今読んでもらっているこの記事自体が、その実験なんですよね。

長文記事で後半が崩れたから指示書を強化して、H2だけじゃなくH3まで先に決めて、見出しごとに小さく再スタートできるようにして、もう一回長い記事へ挑戦している。

つまりこの記事、完成品を見せながら、その完成品を作る方法まで同時に見せてることになります。

何だそれ(笑)。

無料特典PDFへ自然につなぐ

なので、今回育ててきた指示書は無料特典として読めるようにしました。

「AIに自分らしい記事を書いてほしいけど、なんか毎回AIっぽくなるんだよな〜」というお客さんなら、そのまま全部コピーして終わりじゃなくて、まず僕がどこまで細かくChatGPTへ伝えているのかを見てもらえればいいと思います。

そこからいらないところを消して、自分の言葉を足して、自分専用へ変えちゃってください。

「自分らしい記事を書いてくれるChatGPT」を、自分との会話から育ててもらう

結局、僕が今やっているのはこれなんですよね。

完璧なプロンプトを探しているんじゃなくて、ChatGPTとしゃべりながら「僕はこういう人だよ」をずーっと教えている。

楽したかっただけなのに、えらいところまで来ちゃいました(笑)。

でも昔みたいに、一人で真っ白な画面へ向かって「何書こう……」と止まっているより、僕はこっちのほうがいい。

僕がしゃべる。

ちいちゃんが書く。

僕が「そこ違う!」と言う。

また直す。

そして、また指示書が長くなる(笑)。

たぶんこのプロンプト、ずーっと永遠に完成しません。

だから、おもしろいんだと思います。

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